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時差ボケ、朝ラーメン

京都駅の近くに朝6時からやってるおいしいラーメン屋がある、いつも行列なんだけど、朝に行ったら。とおすすめしてもらっていたラーメンを食べに、時差ボケでたまたま起きていた私たちは早朝をそぞろ歩き、通ったことのない階段を上り下りしながら、向かってみることに。それでも早いか、まあ行ってみるか。


そうして着いた時は《5時50分なのに!》もう、男の人たちの行列が。


一列に並び、一人、入店しては、列に戻ってくる。ああ、食券を買っているのだな。食券ってひさしぶり。クレジットカードも使えるんだ。カウンター席の人が慣れたように私たちのテーブル横にくっついたティッシュを取る姿にキュン。


海外からのお客さんも6時を過ぎてどんどんやってきた。食べ終わったお客さんはほぼ入店順に「ご馳走様!」と、言って去って行く。

いいなあ。いい朝だなあ。


illustration : Erina Horton


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